2011年 05月 31日
幼児化した?日本人 その1
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仙谷由人官房副長官は30日の記者会見で、菅直人首相が太陽光パネルを住宅1000万戸に設置する目標を打ち出したことについて「どのように実現するかまで話はいっていない。夢は大きければ大きいほどいい」と述べた。海江田万里経済産業相が「聞いていない」と発言したことには「壮大な夢を聞いてるとか聞いてないとか、ぐちゃぐちゃ言わなくていいのではないか」と語った(5月30日付け、日経より転載)
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さて、震災から80日。まだまだ避難所で生活している方たち、故郷を離れざるをえなかった方たち、僅かずつでも復興の光をみいだしつつある方たち、色々といらっしゃいます。三陸の漁師の方の言葉だったと思いますが、非常に印象に残っている言葉がありました。
「自分も被災者だけど、いつまでも被災者面したくない。」
これを聞いて、非常に響くものがありました。「被災者面したくない」誇り高き海の男の言葉…それに比べて、タダでさえ劣化した日本人が、震災後それに加えて「幼児化」し、増殖しているように思うのは管理人だけでしょうか?仕事を家を家族を奪われてもなお「被災者面したくない」と立ち向かう「被災者」がいる一方で、被災者でもないし、原発の被害者でもないのにまるで「被災者面」「原発の被害者面」をしている人が物凄く増えたように思えてなりません。
確かに、原発事故の拡大や汚染問題に怯えて、多くの人が不安と恐怖にかられてしまうのは無理もないことでしょう。特に小さい子供を持つ方たちはなおさら。それに加えて、この震災と原発事故に対処しきれない現政府ややたらと煽りたてるマスゴミ、コメンテーターと称する電波芸者、現場にもいかず、原子力の専門でもないのにやたらと解説しまくる自称ジャーナリスト、何故かこの事故がおこったとたんに反原発を叫ぶタレントや財界人(帰化人含む)マイクロシーベルト、ベクレルといった言葉だけば独り歩き、これでは不安を感じないわけがありません。
しかし、反核反原発の左翼市民グループは、今回の震災と原発事故を「千載一遇のチャンス!」とし原子力と原子力発電に対する恐怖を植え付け、煽りたて、政治的は反核大プロパガンダを繰り広げています。元々そういう運動家あがりの現総理は「気を見るに敏」であり、「昔取った杵柄」で見事に成功させています。
我が国全体、つまり国家としてのエネルギーの安定供給、それに伴う経済活動の問題を完全に無視して、やたらと自然エネルギー談義をして、まるで「洗脳」のごとき反核反原発運動を展開しているのです。特に、子供や赤ちゃんが危ない!と盛んにぶちあげ、この事故を大きな材料としての今後の原発の安全確保の強化向上や日本のエネルギーの安定供給のためには原発の継続が必要であると主張する人たち(管理人もですが)をまるで子供を皆殺しにするキチガイ殺人鬼のように叩きまくっています。
そのように主張する人たちはともかく、「子供が危ない」といわれ、原発事故に脅えきり、悪魔のように言い同調しはじめてしまった人たちも出てきました。何とも残念であり、その「幼児化」が情けない限りです。脅える気持ちは理解できますが、全てを東電のせいにし、まるで地震も津波も東電や原発のせいといわんばかりの論調は理解できません。そういう人たちに聞きたい。家に帰ってスイッチを入れれば電気がつく、超高層マンションに住んでいても蛇口をひねればすぐに水がでる、便利すぎるて使いこなせないほど色々な機能がついた家電製品、快適なトイレ、ゲーム、パソコン、オール電化の便利な家…などなど。これらの大元を考えたことがあるのか、こういう便利で快適な生活ができるのは何故か? それほど高額ではない電気代(1KW当たり)で済んでいるのは何故か?どれほど電気の恩恵に預かって生活してきたのか考えたことがあるのかと。これは東電が一番悪いとか、原発が悪いとかいう次元の問題ではないのではないでしょうか?
確かに、原子力や原発は一般人にはまず馴染みのあるものではありません。まさに専門家の領域であったわけですが、いまや、まるで国民総原子力・原発評論家のごとき感じさえします。今回の原発事故が起こっても、我が国のエネルギー政策において、電力の安定供給は必要だと原発を維持しようという現実的な主張をする人たちに対し、反核反原発主義の人たちは彼らの特徴でもある「論点のすり替え」を巧みに行い、マスゴミを同調させ、そしてまた不安で縮みあがっている国民を煽りたてるのです。勿論、東電に責任がないとは絶対に思わないし、彼らには終息させる義務があります。特に、本店上層部のこのところの滅茶苦茶で醜いことこのうえない対応には空いた口がふさがりません。
その「すり替え」とは東電と政界や経済界の原発利権といった金権的な癒着問題です。(勿論、それは問題であり今後是正されるべきことです)まるで、原発維持派の人たちを原発利権を貪る連中と同じ類の人種であるかのように攻撃し、「原発=危ない=廃止」という感情論だけで抹殺しようとしています。
そして、不思議なことに反核反原発の市民団体の皆さんは、何故か現在進行形で核兵器を作り続けている隣の大陸や半島などには一切抗議しません。なぜでしょうねwww 心底、反核反原発を願うのであれば、どうして僅か数時間で行ける隣の国に行って声高に主張しないのでしょうか、命を賭けてでも。それを見ても、彼らの考え方は破たんしていることがわかるはずですが、煽られて幼児化した人たちは目が見えなくなってしまっているようです。
次回に続く
おまけ:記事とは無関係ですが、余りにも面白すぎるドイツの新聞があると情報頂きました。そうか、ドイツのマスコミや国民の認識として、日本国の総理は今も「麻生太郎」ということだ!! ルーピーもチョクトもドイツ人の頭にはなかったwww しかし…冗談キツイわ~ゲルマンって。
ドイツの新聞記事爆笑イラストはこちら!
今反原発で色々と言っている愚民達ですが、丁度10年程前に理系はダサイとか言い、勉強もせずに遊びまわっていた人間に多いと思います。
(後は、原発反対派に買収されている電波芸人とか)
まあ政府がこれだけ情報を操作して、何が危険で何が安全かと言う事を国民から遠ざける物ですからある程度はしょうがないのですが、おまえらもっと勉強しろよと言いたい。
(こういうと、又原発は難しいとか言い出すんですがww)
実質現在の太陽光発電では、まだまだ力不足です。
変換効率が60%を超えない限り、原発の変わりは無理でしょう。
(現在の変換効率は24%)
ドイツの新聞と言うか、EU諸国ですが民主党政権は無かった事にしたいらしいですねwww
こんばんは。今日の三文芝居、いかがでしたか?? 第二幕はどうなるでしょうねww さて、反核反原発の怪しい団体にどれだけ日本人がいるのでしょう?感情論だけで騒いでいる人たちはいずれにしても勉強不足です。ところで、EU諸国はこのカラ騒ぎを笑っているんでしょうね…ハア